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思い出の欠片思い出の欠片
日記的なそんな。 思い出?なんですかそれ。
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そんな訳で夢小説になります。詳しいことは一個前の記事を。

苦手な方!全速力でバックですよ!


続きにて。



[設定] トリップ物です。
     飛ぶのは私、秋都と友人たちです。友人たちは出てこないと思います。
     並中の応接室に吹っ飛んでゆくことになっています。
     そんな訳でお相手は雲雀恭弥です。
     しかし恋愛色はないです。(・・・多分・・・)
     あ、知識なし主人公です。
     パラレルワールド設定です。



そんな物語。

おkな方のみスクロール。














それが起こったのは徹夜でレポートを書き上げた日のことだった。前々日まで存在を忘れていたその課題を慌てて書き上げ、何とかかんとか形をつけたのが午前4時。(お、終わったあぁぁっ・・・!)そう感動すらしながら伸びをする。今日は2限から。出発予定時刻は9時だ。(やった、寝る時間残ってる!)布団に入り、電気を消す。眠りに落ちるのはすぐだった。



   ---FIRST TIME---



夢は見なかった。夢を見ない日はあまりない。目を閉じて、目を開けたら朝だったと言う日。だから感情が停止したような感覚はなかった。ただ瞬きをしただけのようなもので。




私は靴下をはかない。いや、出かけるときには履くが、家の中に居る時は、靴下も、スリッパも履かないまま、裸足でぺたぺた歩くのが私だった。
だから、今もとうっぜん裸足だ。しかし。

目の前にいる人物は靴を履いているのだ。

「・・・・・・・・・・・・あれ?」

私、部屋で寝ていたんですけど・・・ここはベッドではない、どう見たって床の上だ。日は昇っているので朝なのだろう。っていうか。っていうか!

「・・・・・・・・・・・・誰・・・・・?」
「知らないの?」

わあっ!喋った!いや、そりゃあ人なんだから喋るだろうけど!びっくりした!
床の上にねっころがっていた私をしゃがんで見ていたその、黒髪黒目で(目付き悪っ!)学ランを羽織った男の子は、立ち上がって窓の側にある立派そうな机の付属のいすに座った。私も起き上がる。

「・・・・・・夢?」
「現実だよ」

否定された!一瞬で否定されたよ!確かにあの、『夢』独特の『既視感』がない。『予知』がない。『未来』がない。ってことは。

「現実な・・・訳ですか」

おかしいってことを受け入れるのは早かった。もともと物語が大好きで、いつか私も物語の登場人物のように不思議なことに巻き込まれてみたいとこの年になっても思い続けていたから。

「で、ここはどこであなたは誰で私は何でここにいる訳ですか?」
「ここは並盛中の応接室。僕は雲雀恭弥、ここの風紀のトップをやってる。」

ほうほう。ここは中学校な訳か。ってことはこの男の子は中学生(にしては目付き悪い)。

「私も昔風紀でしたよ」
「へぇ、君も」

そんな会話も挟み。

「君は僕がここで仕事をしている途中にいきなり現れたよ。何の前触れもなかった。瞬きをした瞬間に現れたんだ」
「そんっ・・・じゃあ結局私がここにどうやって来たのかは分からないってことですか?」
「少なくとも普通の訪問ではなかったね」

そんな。どうしろって言うんだ。

「て言うかレポート!」

思い出した。

「レポート?」
「今日提出のレポートがあるんです。あれ出さないと成績つけてもらえないんです!どうしよう今何時ですか!?」
「9時半だね」
「ここから池袋までってどれくらいかかります?」
「いけぶくろ、ってどこ?」
「東京にあるんですけど・・・ここってそんなに東京から遠いですか?」
「とうきょう、ってなに?」
「なに、って・・・日本の首都じゃないですか」
「何言ってるの。日本の首都は――――だよ」
「・・・え?」

え?え?え?からかってるのかなこの子。

「ちょっと大人をからかうものじゃないですよ」
「からかってなんかない。本当のことじゃない。大丈夫かい、君?」
「えと・・・じゃあ・・・もしかして」

もしかして。この感じ。昔やったゲームに出てきた。

「ここはアナザーワールド・・・?」






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ひとまずここまで。消えたら嫌なんで保存がてらアップ。



 

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