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思い出の欠片思い出の欠片
日記的なそんな。 思い出?なんですかそれ。
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夢小説続きです






「アナザーワールド?」
「はい・・・どうやらこの世界は私が住んでいた世界とは違う世界みたいなんです。とてもよく似ているんですけど、似て非なるものというか」
「ふうん」
「で、ですねーたいっへん申し上げにくいんですけどどうやってここに来ちゃったのかも分からないので帰り方が分からないんです」
「そう」
「なのでですね」
「それより君、」
「?なんですか?」
「パジャマのままだよ」
「・・・・・・あ」

そうだったーーーー!!!寝てる時に来たんだもん、そりゃあそうだよなあ。どうしよう、着替えとか持ってるわけがないんですけど。そして裸足なんですけど。むしろ寝癖とか付いてないかな。それが心配だ。朝だし、学校だし、パジャマでいるのはちょっとなあ・・・。

「えっと・・・着替えとかありませんか?」
「僕ので良ければあるよ」

僕の、ってことは学ランってことか。普通の服はないのかやっぱり。まあ、学ランは着たことがある。こう見えても私は芝居をやっていて昔男役だった時に学ランを着たことがあるのだ。しかし今着るのはちょっと抵抗が・・・。だけどまあ、パジャマより数倍マシだろう。制服なら中学の中でも浮かないだろうし。

「じゃあ、それ、貸してください」
「いいよ」

彼は側の棚から制服一式を出して私に手渡した。こうして目の前にして立って見ると私よりも7~8センチほど背が高いことが分かる。中学生って結構大きいなと思いながら、でも骨格はまだまだ細いなあとも思った。
着替えようと思ったが彼が同じ部屋の中にいて、しかもそっぽを向いているわけでもなく、私がいる方向、机に向かって何か書き物をしていたから着替えられず。

「あの・・・」
「何?」

顔も上げない。

「・・・着替えたいんですけど・・・」
「うん、どうぞ」
「いや・・・えっと・・・その・・・出て行くか、最悪向こうを向いていただけないでしょうか?」
「僕は気にしないよ」

こっちが気にするんですけど!確かに下着はちゃんとつけてますけど!キャミソールとスパッツも着てますけど!ああもう!マジで出て行かないつもりなのかな?このガキ。くっそ。しょうがない。着替えるか。ほんとに興味なさげでこっち見てないし。着替えよう。いつまでもパジャマのままも落ち着かないし。
ワイシャツとスラックスをはいて学ランを羽織る。パジャマのポケットに入っていた携帯を取り出し、ひとまず学ランのポケットに入れる。学ランの前は留めないでおいた。すると。

「ボタンは留めないと風紀違反だよ」
「・・・・・・はい」

自分はちゃんと着る気はないのだろうかこの人。

「ところで何て呼んだら良いですか?」
「好きにすれば」
「雲雀恭弥さんですよね」
「うん」
「えっと・・・じゃあ、恭弥さんって呼びますね」
「そう」
「でですね、最初の話に戻るんですけど」
「何?」
「帰るところがないんです」
「それで?」
「ここにおいてください」
「まあ仕方ないね」
「っ!いいんですか!?ありがとうございます!」
「ただし条件がある」
「はいっ、できることなら何でもします」
「君にも風紀に入ってもらうから」
「はいっ?」
「じゃあ、そういうことで」


そんなわけで、私の風紀としての生活が始まることになった。


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