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思い出の欠片思い出の欠片
日記的なそんな。 思い出?なんですかそれ。
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骸雲バージョンの誕生日話です



この日のために用意した。
君は喜んでくれるでしょうか。




「雲雀さん」

並盛中の彼が占拠している部屋、応接室の窓からよいせ、と室内に侵入。彼に呼びかける。
彼は、ばっと顔を上げてこちらを振り返った。

「六道・・・またそんなところから入ったの?」
「だって他に入れるところ無いじゃないですか」
「ここ3階なんだけど。君、空でも飛べるの?」
「まあ、やろうと思って出来ないこともない気がしますが。実際は這い上がってますよ」
「そこまでして入りたい?」
「そうでもしないと会えないじゃないですか!!」
「夏になるから窓が開くよ。よかったね」
「何ですか、その棒読み」
「冬は校門で凍死寸前だったじゃない」
「笑わないでくださいよ!こっちは命がけで来てるんですから!」

彼が笑う。幸せな時。いつもはこのままここで話をするのだけれど。

「雲雀さん、ちょっと付き合ってくれますか?」

何、そういって立ち上がる彼。
彼のバイクに乗る。運転は僕。免許?ああ、無いです。まあ、いいじゃないですか、ね?
発進、目的地に向かう。あれを見たときの彼の反応を考えると笑みがこぼれる。

「・・・・・・くふ、」
「・・・気持ち悪い」

何で聞こえてるんだ・・・!雲雀恭弥・・・恐ろしい男だ・・・!

到着しましたと言ってバイクを降りる。小さなアパートの前。白い綺麗な外壁のそれはまだ新しそうだった。

「なに、ここ」

君の家?とか言ってきてる。気付いてないみたいだ。よしよし。

「まあ、入ってください。この部屋です」

ドアを開ける。中は四畳半の和室で、小さなキッチンと、シャワー・トイレルームに通じる扉があった。

「へえ、なかなかいい部屋じゃない」

よし、いまだ!

「雲雀さん」
「何、」
「あのですね」
「うん」
「お誕生日、おめでとうございます」
「え?ああ、そうか、今日だね」
「それで、ですね、この部屋・・・」
「君の部屋?」
「いえ、これが誕生日プレゼントです」
「うん?」
「この部屋僕らの部屋にしましょう?」
「ふ、2人で住むの!?」
「いえいえいえいえ!!そんな!!」
「だ、だよね・・・びっくりした・・・」
「僕らのデートの場所にしましょう、ここ」
「え?」
「雲雀さん、言ってたでしょう?人が居るところはいやだって」
「言った」
「だから、その・・・2人っきりになれる場所を、と思いまして・・・」
「そう」
「・・・嫌でしたか?」
「・・・・・・嫌じゃない」
「っ!!本当ですか!」
「うん」

なんてことだ!!喜んでもらえてるみたいだ!うれしい!

「これからは放課後ここに集合ですよ!」

守ってもらえるといいな。


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